あなたと私

おとなのおとこのこ。

束の間の楽しみ。

眠れません。

久々に眠れない日。
ここ一ヶ月は普通に寝れていたのですが、週に一度ほどの頻度で眠れないのとがあります。

某マッチングサイトで4月にメッセージをいただいてから、やりとりを続けている方がいます。
今年から社会人になられたらしく、しかも地方勤務になってしまったということで、会おうにも会えません(笑)

お仕事はかなり忙しいらしく、「会いたい」と言われた4月の上旬以降メッセージが途絶えていたのですが、つい最近忘れた頃に「ひさしぶり」と送ってきました。

この頃家族以外の誰ともコミュニケーションをとっていない私にとって、久々の見ず知らずの人との会話でした。

まるで仲の良い友達かのように、4月よりも深めの会話を楽しみました。
文字上だったとしても、私はこうやって自分の話し相手を求めていました。

その方もやりとりを「楽しい」と言ってくれました。
でも気さくで話上手なのは彼の方で、私は振られる話題に合わせているだけです。
彼のおかげでたまには自分からも話題を出せるようになるまでには成長しました。
私はどうやら、匿名の相手に対して慎重になる性格のようです。

「親友の延長線上のように付き合える彼氏が欲しい」

彼はそう言いました。(ついで言うとできれば甘えたいとも(笑))
ここには彼の気さくで人懐っこい人柄が現れているように思えます。

「ただ隣にいるだけで安心できる人と付き合いたい」

私はこう言いました。
裏を返せば、少しでも不安感(視線、言葉、態度、仕草などで)を与えられれば、付き合えないということでしょうか。
ここには私の疑り深いひねくれた根性や人間観が現れてるんだと思います。

でも、甘えたいという願望だけは共通しています。(笑)

人間って面白いですね。
好みの人や好みの関係が性格に直結するのですから。

ちなみに、彼は私に甘えたいと言いました。
年上に甘えられる状況を経験したことないので、もしも実現するのであれば楽しみです(笑)

カミングアウトや恋愛についてもいろいろ話しました。
私が今のうちに恋愛をしておきたいということを伝えたら、返事が素っ気なくて、少し焦りましたが、分かりやすい人なんだな、となんだか可愛くなりました(笑)

仕事について聞いたところで、メッセージは途絶えてしまいました。
しかし本当に聞きたいことはそれよりもデリケートなこと。

私たちは文字上でしか互いを知りません。
それも直筆ではなく、機械によって出力されたものです。
名前も知らなければ、声も知りません。
経歴も、住む場所も、その他の情報も。
唯一知っているのは、プロフィール写真として公開されている顔だけ。
写真からは気配も、匂いも分からない。

私たちはお互いの綺麗な部分しか知らない。文字で語られることしか知らない。 それが本当かどうかも分からない。
けれどももしも会ってしまったら、嫌でも欠点を見つけることになってしまいます。外見でも内面でも。
だから、会いたいけれど、会うのが怖い。

たとえ私の汚い部分を見てしまったとしても、あなたは私と友として、恋人候補としての関係を持ちたいですか?

これが私の問いたいことです。

でもこれは同時に、私に投げ掛けられる問いでもあるのです。

……でもいまのところは
「いつも束の間の楽しみをありがとう」と、伝えることにします。


P.S.

烏に単は似合わない (文春文庫)

烏に単は似合わない (文春文庫)

昨日散歩がてらに行った書店で購入。
続編も何巻かあるらしい。

ようやく、90年代生まれの作家さんが活躍する時期になってきました。
時代の担い手が私たちの世代に移りつつあるのだとひしひしと感じます。
なんだかゾクゾクします。

ファンタジー物の長編は久しぶりだから、楽しみです。