あなたと私

おとなのおとこのこ。

東京が好き。


昨日は楽しかったです。
高校のときの、部活の新入生歓迎会にOBとして参加してきました。
もう、高校のときの、という響きがなんだか寂しい。
明るく、これからの輝かしい未来に向かって歩きつつある後輩たち。
全てを悟った高校三年生と、全てを受け入れた高校二年生と、これから全てが変わる高校一年生と、全てが停滞している私。
おとなの先生たちのことは何一つわかりません。

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根津神社に寄りました。
私が一年生のときも、ここが新入生歓迎会のコースのうちの一つでした。
あの頃のことはあまり思い出せないけれど、今よりも独りよがりだったことだけは覚えています。

改めて思う。皆はどんな風に私を見ていたのだろう。どんな先輩に映っていたのだろう。
三年後、私はこうして自分を見失った。
私の目は不安の色に染まっていた。
だからどの目も真っ直ぐには見れなかった。
彼らの芽を潰すような気がして。
だけどあの頃は、輝いていた。
どんな光も私を照らしてくれた……

森鴎外の記念館では、森鴎外を取り巻いた女性たちの企画展が催されていました。
彼女たちも自分の心の内を言葉として綴ったのですね。
美しい言葉は、やがて歴史の一頁に刻み込まれ、私たちは世代を越えてその感性に触れることができる。
女性の書く文章には、やはり絹の糸のような淡い光と柔らかさがあるように思えます。
森鴎外夏目漱石も細々と糸のような物語を書き続けてきたけれど、私はどうもピンと張った糸のような文章は苦手なのです。

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たまにはこうするのもいいことですね。

しばらくは後輩たちには会えない。
後輩たちは私の知らないところで着実に成長していく。
どうしたものか、私が牽引していくものなのに、私が引っ張られているような気がした。
私はまだ、ここに止まっている。早く動け。

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