読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

あなたと私

おとなのおとこのこ。

期待と不安のせめぎ合い。

人生、お先真っ暗。
甘いと思われるかもしれないけど、私は本当に宙ぶらりん。
社会に放り出されて、何も知らない子どもみたいに指をくわえて座っている。
目の前には、手を取り合っていた仲間たちの背中がある。
だんだんと遠くなっていって、声も聞こえなくなる。
私は一人だ。

私は重い期待を背負っている。
今にも押し潰されてしまいそうなほど重い。
応えられるものなら応えたいが、できないことは自分が一番分かっている。キャパオーバー。
期待を課すことと信じることは違う。
私は決して信じられてはいない。
そう感じるのはなぜだろう。
期待を課すものが欲しいのは、私ではなく私のステータスなのか。

期待の言葉は、時に毒となる。
そして私はそれを毒で返す。
素直にできそうにないと言っても、また毒が返ってくるから。
だったらせめて、毒で毒を制すように、私も毒を吐こう。そう思った。

私は絶望されている。
それでも、どうしてだろうか、私は未来に希望を抱いている。
私は私に期待していないのに、未来には希望を持つ。

果たして、勉強だけが、勉強こそが、正義なのだろうか。
私は何のために勉強している?
私は何のために今、この道を進もうとしている?
何度も何度も遠回りして、森の中をさ迷って、結局この道に戻ってきたのはなぜ?
なぜ期待を課す者たちはこの道に導いた?
それは、その強制は本当に正しかったの?
皆は口を揃えて言う。「お前が標識に従わなかったのが悪い」と。

だが、期待を課す者も、私も、始まる前から終わるのを恐れている。
だから毒で不安を殺す。
期待と不安のせめぎ合いの中を私は生きる。
期待を課す者たちが死ぬまで、これは続く。

これが私の生き様。